人狼ゲーム

人狼ゲーム

人狼ゲームの村人側視点での初作品なので、人狼ゲームのルールを知らない初心者さんには、最も内容を理解しやすい作品です。

人狼の人は当然自分は人狼だと言わずに役職を偽っているので、誰が人狼か誰が村人かを自分で見極めるしかないのですが、共に過ごす中で「情」が芽生え、この人と一緒に生き残りたいと願うけれど、そうは問屋が卸さない点が逆に良かったです。

村人側よりは、人狼が最後に下した決断が良かったです。

カメラアイという特殊能力を持っている人がいて、この人はこの人にこの時は投票していたから怪しいとか疑いの目を向けられる可能性があったので、投票するのも配慮が必要だと実感させられます。

人狼ゲームは1回の勝利では終わらないという絶望的展開がより恐ろしく、このおぞましいゲームの中で2回も生き残れる人はいるのだろうかとより恐怖感が増したし、1億円は要らないから開放してほしいと私なら感じます。

人狼ゲームを見ていたら、命にお金は勝らないし、しょせん他人は他人なんだと心から思わされます。

人の死を現実に目にした場合、自分はああはなりたくないという人間の醜い感情が生じ、それが人の心を変えていくんだと思います。

主人公よりも、脇役の人達のほうが演技力は高かったです。

私なら投票で死ぬのも、人狼の襲撃で死ぬのも嫌なので、どうしようもない時は自ら死を選ぶだろうなあと思います。

1日目の投票時はまだ緊迫感がマシだけど、人狼襲撃を見た翌日からは緊迫感がより増した気がします。