ST 赤と白の捜査ファイル

ST 赤と白の捜査ファイル

もともと単発ドラマとして放送された「ST 警視庁科学捜査班」を見て好きになった作品ですが、映画ではキャップの百合根が特捜班を離れるまでの数日間に起きた事件を解決していくストーリーになっています。

殺人事件の犯人としてかつての仲間である赤城を捕まえることになった特捜班メンバーと事件の真相を突き止めた赤城が真犯人を追い詰めていく展開は意外で、真犯人が配信している映像が実はエキストラを使ったニセモノだったということがわかった時には、映画ならではのスケール感のあるシーンだなと感じました。

犯人がコンピューターウイルスをばらまき、そのワクチンソフトを企業の重役たちに売りつけようとするシーンは、実際に起こりそうな話で真実味がありました。

また、犯人と対峙するシーンでは、テレビシリーズでは頼りなさげだったキャップが「おいしい」ところを持っていく展開で、笑いながらも何か感動するものがありました。

彼が赤城の影響を受けていると思えるシーンがあったりとテレビシリーズでの面白さそのままにスケールアップした作品になっていると思います。

また、事件のカギを握る役で鈴木理央ちゃんが出ているので、彼女の演技も見どころの一つだと思います。

事件後に百合根が特捜班を離れてしまう展開は「やっぱりいなくなるのか」と寂しい気持ちにもなりましたが、ストーリーとしてうまくまとまっていると思いました。

また単発のドラマでもいいので、続編のような作品を作ってくれないかなと今でも思っています。