クリーピー 偽りの隣人

クリーピー 偽りの隣人

「引っ越し先の隣の家のご主人が、親切そうに見えて実はとんでもないサイコパスだった」というスリラー映画。

わりと早い段階で主人公夫婦も観ている我々も「この人ヤバいな」と分かるのですが、家が隣同士なので距離を取るにも限界があり、どんどん追い詰められていくのです。

主人公となるのは、元刑事で今は犯罪心理学を専攻している高倉幸一(西島秀俊)。

彼は妻の康子(竹内結子)と共に新居へ引っ越してきたばかり。

そこで隣の家に住む西野雅之(香川照之)とのご近所付き合いも始めるのですが、西野はどうにも言動に怪しいところがあり、幸一は「彼との付き合いは程々にしておけ」と妻に康子に忠告します。

妻を家に一人残して仕事へ出かける幸一。

彼は刑事時代の元同僚から話を受けて、とある未解決事件をたまたま追いかける事になりました。

それは四人家族の内の末娘を除いた三人が行方不明になったという事件。

これを調べ直していく内に、行方不明の三人の遺体が彼らの家の隣に建つ空き家の押し入れから発見されます。

それも、その空き家の夫婦と一緒に……。

この未解決事件の犯人というのが、映画を観ている人なら誰でも予想するように西野雅之その人なわけです。

西野はもちろん事件後にそこを引っ越しているわけで、今その西野の隣の家の住人となってしまったのは高倉夫婦なわけで……といった具合に恐怖が連鎖していく映画前半。

こんな恐ろしい人物が自分の家の隣に住んでいるのを想像すると、生きた心地がしませんね。

かといって引っ越しもそうポンポンとできるものではありませんし。

あんな状況に陥ってしまった高倉夫婦には本当に同情します。

高倉夫婦もまた西野の手で惨殺されてしまうのか?

それとも元刑事で犯罪心理学者という打ってつけの経歴を持つ幸一がそれを食い止めるのか?

彼らの作り出す薄気味悪くクレイジーな世界と戦いを我々はハラハラしながら見守っていく事になるこの映画。

最後まで目が離せない展開になっています。

まだ観た事がない方でご興味あるのなら是非ともご覧になってください。